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こちらは、モーリス・ミニ・トラベラー。 ボディに木枠が組み込まれた、独特のデザインが人気のワゴン車です。
実は、これとまったく同じ外観を持つ「オースチン・ミニ・カントリーマン」という車種もあります。 通称「トラベラー」と「カントリーマン」。 見た目は瓜二つですが、どちらもクラシックミニ乗りなら誰もが一度は憧れる名車です。
今日は、そんなトラベラーのオーナー夫妻との、素敵な出会いから再会までのストーリーを記録します。
ツーリングで出会って、聖地で再会
昨年6月、主治医のお店が主催した香川うどんツーリングで、この車種に出会いました。アーモンドグリーンのトラベラーです。
休憩中、オーナー夫妻の奥様から声をかけていただきました。
時間にして10分足らずでしたが、とても嬉しく、どこか印象に残る出会いでした。
その後は特に交流もなく....。
ほぼ一年が経過した今年の5月。ミニとカブの聖地として知られる京都のパン屋さん【cocokirari】へ久しぶりの巡礼の旅。
そこで偶然にもこのオーナー夫妻に再会したのです。
「え?え?
あの時に声をかけていただいた方....ですよね?」みたいな。
そこからすぐにインスタのアカウントを相互フォローして、なんと!プライベートツーリングが実現したのです。ブラボー🙌
新緑を駆けるモーリス・ミニ・トラベラーとオーサカホイール
守口市のコンビニで待ち合わせ、ツーリングスタート!
中国道を走っていると、左手に高さ日本一を誇る大観覧車「オオサカホイール」が見えてきました。
大空をゆっくり回る観覧車。
高架を走る2本のモノレール。
そして大地を駆けるアーモンドグリーンのトラベラー。
それぞれ違う景色を旅する、まるでトリプルトラベラーです。

山を覆う新緑の波へ。
バスとすれ違うトラベラー。
小さな背中で今日も景色を運んでいく。
それにしても、おとぎ話から抜け出たような車両ですね。
この日、私たちは黒のサルーンでトラベラーの背中をひたすら追いかけました💨💨
ミニ乗りさん経営のお店をはしご

まずは、丹波篠山市にあるチキンレストラン【ペサパロ】へ。美しい山間に忽然と現れる北欧フィンランド風のログハウスです。
➔ 丹波篠山へ美食の旅。チキンレストラン【Pesäpallo ペサパロ】
チキン料理でお腹を満たした後は、西宮市の【ペニーレーン】へ。初めて訪問するMINI専門店です。広大な敷地にはガレージとカフェがあり、まるで英国のコテージを訪れたような空間でした。
気付けば、駐車場にはミニ5台。人類ミニ兄弟!笑
ここではカフェをしながら、いろんな話題で盛り上がりました。
トラベラー(カントリーマン)の木枠は馬車の名残?

私がトラベラーという車種を初めて見た時のこと。
窓枠に沿って装着された木の板に絶句。スチールの窓に木枠。あまりにも斬新!
この木枠は何?
台風に備えて窓を補強するような添え木か?
いや、まさか本当に木を車体に貼り付けているのか?
それにしても大胆な補強やなぁ。
と、相変わらず想像力を膨らませておりましたが....。
あの木枠こそ、他の車種では見れない唯一無二のエクステリア。
実はあのデザイン、かつて馬車づくりで培われた伝統を受け継いだもの。実用性だけでなく、どこか遊び心を感じさせる意匠として今も愛されています。

そんな話を聞くと、トラベラーの後ろに荷物を積み、馬がゆっくりと曳いていた時代の風景まで想像してしまいます。
ちなみに、木枠に使われている素材は「アッシュ(タモ科の木)」。硬くて丈夫でありながら、しなやかに曲がり、衝撃を吸収する特性を持つため、古くから馬車やスポーツ用品にも使われてきました。
しかし、日本の高温多湿な環境は木枠にとってなかなか過酷です。適切なメンテナンスを怠ると、木枠の隙間からキノコが生えてくることもあるとか。
実際、「トラベラーの木枠にキノコが生えた」という話は、ミニ乗りの間ではもはや定番のエピソード。英国車らしい優雅さと、日本の湿気との戦いは今も続いているのです。笑
編集後記

木枠を纏ったアーモンドグリーンのトラベラー。
うどんツーリングで出会ってから1年。
再会はミニの元祖聖地。
そしてカフェツーリングを計画。
観覧車を見上げながら新緑のトンネルを駆け抜ける。
ミニオーナーが営む丹波篠山のチキンレストラン「ペサパロ」。そして西宮のカフェ「ペニーレーン」へ。
MINI愛でつながる小さなミニツアーでした。MINIが引き合わせるご縁は今も続いています。