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京都の雰囲気が好きだけれど、クルマで走るとなると話は別です。
特に週末の昼間は、観光客であふれ思うように動くことすら難しい。
それでも、どうしてもクラシックミニで京都を走りたい。
そう思って辿り着いた答えは――
京都は “時間を変えないと走れない”。それが、ひとつの答えでした。
京都は “時間” で変わる
とにかく、人、人、人。
さすがは人気観光地、京都。
週末は外国人観光客であふれ、市内の人気エリアはほとんど封鎖状態。
クルマは前に進まず、どこかで一息つこうにも駐車場すら見つからない。
正直に言えば、ストレスでしかありません。だからこそ発想を変える必要がありました。
“時間をずらす” という選択です。
京都を走るなら “時間” を選ぶ
日中も夜も人が途切れない京都。
ならば、誰も動いていない時間を狙うしかない。
たどり着いたのは、午前3時スタートという少し極端な答えでした。
大阪から車で小一時間。
まだ街が眠っている時間帯に京都へ入る。
音も人の気配もない静寂の中で、ようやく“走れる京都” が現れます。
そしてそれは、ただ走れるだけでなく――
本来の空気を感じられる時間でもありました。
早朝ドライブ決行の前夜は20時に就寝。
その数時間後の深夜1時過ぎに起床。
暖機を済ませ、3時前に大阪をスタート。
そこまでするか!と思われても仕方ないミニバカ夫婦です。
きれいな三日月の夜空の下、ルンバで阪神高速に乗って近畿自動車道から第二京阪とつなぐ。
途中PAを挟んで無事、京都の中心地へ到着。
お目当ては祇園白川エリアの桜並木、そして石塀小路です。
どちらも日本情緒あふれる人気スポット。
まずは祇園白川へ。
午前4時。さすがに人はまばらでした。
ここで誤算だったのは、撮影中ひっきりなしにタクシーが入ってくること。
そのたびに撮影が中断しましたが、まずまずのショットを収めることに成功。
その後、石塀小路へ移動。
こちらは、人影や車の姿はなく、時折カラスが鳴くだけ。
思いのままに撮影が進みました。
時間ごとの京都の表情
夕暮れどき
―― 人の流れが、ほんの少しだけ緩み始める時間。

堀川付近で足を止めると、満開を過ぎ、散り始めた桜が静かに風に揺れていました。
京都の情緒とクラシックカー。儚さを秘めた美しい調和です。
夜の京都
夜になると再び観光客で活気づく京都。
車を停めて散策していた時に出会った、隠れ家のようなカフェバーの話は、こちらの記事で。
▶ 大人が集う広々とした隠れ家カフェバー【OIL】
そして、深夜から早朝へ
まだ夜の気配を残した京都は、昼間とはまったく別の街のようでした。
人の声もなく、車の音もほとんど聞こえない。
ただ、空気だけがそこにある。

祇園白川では、絶え間ないタクシーの群れに何度も撮影が中断されましたが、それ以外は静寂に包まれた特別な時間。

石塀小路に入ると、さらにその静けさは際立ちます。
人影はなく、聞こえるのはカラスの鳴き声だけ。
ようやく、思いのままにシャッターを切れる京都に出会えました。
昼は “立ち寄る京都” という選択
昼の京都 ―― 同じ街とは思えないほどの人の流れ。
だからこそ、この街は「どこに行くか」ではなく、「いつ訪れるか」でまったく違う表情を見せてくれるのだと思います。
とはいえ、早朝の京都は少しマニアック。笑
昼間の京都を楽しむなら、無理に走るのではなく、“立ち寄る場所” を決めるのもひとつの方法です。
ヴィンテージの空気感が心地よい【Rond Cafe】は、そんな時間の過ごし方にぴったりの一軒です。
▶ クルマ好きが集まる英国式カフェ(芝の駐車場あり)
京都は “時間で楽しむ街”
京都は、場所ではなく “時間” で楽しむ街。
昼は人が行き交う京都。
夜から早朝は空気を感じる京都。
クラシックミニで走るなら、その違いを味わうこと自体がひとつの楽しみなのかもしれません。
