ローバーミニは、現代車とはまったく違う思想で設計されたクルマです。そのため、構造的に “どうしても不便になる部分” が存在します。
それでも、なぜ乗り続けるのか?
今回は、我が家の94年式MINIを通して「不便さ」と「それでも乗る理由」を記録します。
ローバーミニの “構造的な不便さ”
■ 暖機運転が必要
ローバーミニは、エンジンをかけてすぐ走り出せるクルマではありません。我が家の愛車「ミニクロルンバ」は94年式インジェクション車。目安として5〜10分ほど暖機をしています。
冬場は特に顕著で、アイドリングが安定するまで待つ時間も含めて、これはもう “儀式” のような時間です。暖機が無くても走れますが確実に負担はかかる。
MINIは、待つことを教えてくれるクルマです。
■ 週末ドライバーではご機嫌ななめ
放置されることを嫌うクルマ。それがMINIです。たまに数日乗らないだけで、エンジンの調子が変わる。機械なのに、どこか生き物のよう。
私たちは仕事もプライベートもMINI一筋。日々動かしているほうが、機嫌はいい。
筋肉も機械も、日々のケアが大切ですね。
■ ハイオク仕様で燃料代が高い
ローバーミニはハイオク仕様。とはいえ、それだけで「維持費が高い」とは言い切れない。現在、燃費や維持費の詳細をまとめていますので、別記事で公開予定です。
■ 雨に弱い・錆びやすい
ローバーミニは構造的に密閉性が高い車ではありません。
雨漏りも珍しくない。湿気が抜けにくく、錆のリスクも常につきまといます。
納車日は豪雨。どうやら我が家のMINIは雨男のようです。
洗車場では、洗車機を使わずプレミアム手洗いをお願いしています。
現代車では味わえない感覚
現代車は、快適性と安全性を最優先に設計されています。静かで滑らかで、赤ちゃんも眠れる走り。それに対してローバーミニは、“運転そのもの” が主役です。
・ゴーカートのようなダイレクト感
・電気自動車では味わえない振動
・80km巡航でも全力
高速道路では必死のパッチ。軽自動車に抜かれることもある。
でも、それでいい。速くなくていい。静かじゃなくていい。
それでええねん!ドヤ顔
我が家のMINIで感じるリアルな不便
その① |鍵が多すぎる
エンジン、ドア、トランク、ガスキャップ。合計4本。トランクハンドル交換により鍵が増えました。後から知ったのですが、統一は可能だったとのこと。こういう “あとから知る情報” も旧車あるあるです。
その② |エンジンオイルの補充
納車当初からオイル下がりの症状あり。オイル消費が早いため、定期的なチェックと補充が必須。通常は約3,000kmで交換目安。
現代車のように「何も気にせず車検まで」は難しい。
その③ |坂道恐怖症
車高が低いため急勾配は命取り。駐車場の入庫で “ガリッ” という音を聞いた瞬間、血の気が引きました。
その④ |軽は友達かライバルか?
高速で軽自動車に抜かれるとスンってなります。でも駐車場では軽専用スペースに余裕で停められる。MINIは、小さな誇りをくれるクルマです。笑

それでもなぜ乗るのか?
ここまで読むと、「なぜそこまでして乗るのか?」と思われるかもしれません。正直、合理性だけで言うなら、選ばない車です。故障のたびに、不安、調査、対策の繰り返し。トラブルには個体差もありますし、乗り方も関係します。
でも....
MINIは “便利だから乗る” クルマではありません。“好きだから乗る” クルマです。
直しながら向き合う時間も対話の時間。故障記録を記事にすることで、誰かの役に立つならライター冥利に尽きます。
不便とはいっても参加型のクルマです。単なる移動手段ではない。苦楽を共にする相棒なんです。
不便さを受け入れられる人だけが長く付き合えるクルマ。それがローバーミニ!
主治医である【10FEET WONDER】の林オーナーは、ローバーミニの魅力を「不便さを楽しむ車」と表現します。まさにソレ!
MINIに向いている人・向いていない人
向いている人
- メンテナンスが苦にならない
- 多少のトラブルなら楽しめる
- 車を “道具” ではなく “相棒” と思える
- スピードより体験を重視する
向いていない人
- ノーメンテで乗りたい
- 燃費やコスパ最優先
- 静粛性・快適性重視
- すぐに結果を求める
どちらが正解ということではありません。
どちらかというと私たちは「向いてない人」より。向き不向きは置いておいて、ローバーミニは “覚悟のいるクルマ” であることには間違いなさそうです。

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